見守られ、包まれている気持ち
- 理事長ブログ
仕事でツライことがあり、周囲に気づかれないようにしていたのに、
ふと立ち寄ったユニットの入居者の方に、
「どうしたの? 何かあった?」 と心配そうな表情で声をかけられ、
我慢していた涙がこぼれてしまったことがあります。
「すべてお見通し。人生の先輩には、かなわない!」 と感じました。
介護施設で働いていると、
私たちスタッフは 「介護する側」 であり、
「支える側」 というイメージがあるかもしれません。
でも実は、人生の先輩方は、私たちを支え、
パワーを与えてくれるときがあります。
そんなとき、優しい笑顔に見守られ、包まれているような気持ちになります。
きっと、私たちのしていることは、まだまだ未熟と感じることもあるんだろうな……
とも思います。
当たり前のことですが、人生の経験量も違う相手に、
そう簡単に追い付くことはできません。
なので、日々の 「生活しづらさ」 を少しでも解消できるよう
幅広い知識や、ちょっとした技術を一つひとつ身につけたりすることで、
それぞれが抱えている不安を、ゆったりとした安心に置き換えていくことが
大事なのだと思います。
明日が楽しみになるような今日を、
みんなで一緒に過ごしていくことができますように ☺