八月のひかり
- 理事長ブログ
子どもの貧困について調べていた時に、この本のことを知りました。
『八月のひかり』 の中で描かれているのは、小学5年生の姉と2年生の弟の
夏休みの様子。
2019年の夏に発行されたこの本の最後には
『 現代の日本では、十七歳以下の子供の七人に一人、
およそ二七〇万人が貧困状態にあります。』 と書かれています。
厚生労働省が発表した 2022年 国民生活基礎調査の結果によると、
「子どもの貧困率」は11.5％で、2018年と比較し2.5ポイントの改善、
「ひとり親の世帯」では、44.5％と2018年より3.8ポイント改善されたそうです。
しかし、半数近くが貧困状態という状況に変わりはありません。
実情がよくわからない他国と比較しても、ピンとこないのですが、日本の貧困率は、
OECD（経済協力開発機構）加盟国38か国の中で8番目に高い水準だそうです。
子どもの貧困率を改善するような大きなことはできないけれど、
子育てや介護しながらでも、働きやすい職場をつくっていくことは、できるはず！
子育てや介護だけでなく、何かを抱え、困っている仲間がいると知ったとき、
支え合える職場となり、その範囲をみんなで広げていくことができたらいいな ☺
記録的な暑さが続いています。
皆さん、ココロもカラダも、しっかり休息してください。
職員の皆さん！ 暑い中、ホントに毎日、ありがとうございます ☺
