お盆に想うこと
- 理事長ブログ
今年のお盆は特別な気持ちで迎えています。
息子の新盆なのです。
「ご先祖の皆さん、今までごめんなさい!」
と謝らなくてはならないほど、
今年はお盆らしいお盆です。
「息子のお盆か~」という淋しさだけでなく、
「息子が帰ってきている?」というワクワク感で、
とても不思議な時間です。
学校はキリスト教、クリスマスは大好き、
新年は神社、お盆やお彼岸は仏教……と、
あまり深く考えることもなく、
一つひとつの行事として向き合っているだけでしたが、
息子が亡くなり、
昔の人ってすごいなぁ~と
勝手な解釈をしたことがあります。
それは、
四十九日の納骨までのあいだ、
毎日、ご飯をお供えするときに
こうして、毎日お供えすることで、
悲しさで食事をとることを
忘れないようにしてくれているのかな…と思えたり、
お盆には帰ってくる! という
「悲しいけれど、ワクワクする」 不思議な感じ。
「まだある? おかわり!」 などの声は
聞こえてこないけれど、
お供えしたご飯は、手付かずだけど……
それでも、なんだか、
お供えするご飯が愛おしい!
お盆を考えてくれた人、ありがとう!
——— 今は、お盆が終わっちゃうのが淋しいです。