Vol.36 反省中

ベランダにタマムシが飛んできました。
少し元気がないように感じたので、
竹串の先にハチミツをつけて、口元に近づけてみたのですが、
食べようとしない……。
(普段、何を食べているか知らないまま実行!)
ツンツン? グイグイ? と、ハチミツを口につけてみた。
ん? 食べている? かな? 
釣りで魚が餌をつついているような感覚が、竹串を通して感じられました。
「どう? 甘くて、美味しいでしょ? 食べれば元気がでるよ~」と、
心の中で思いながら、「善いことした」気分になっていました。
この後、タマムシは元気に飛んで行きました。(よかったぁ)

――― ん? ホントによかった?
自分だったら、食欲のない時に、無理やり食べさせられたら、絶対、嫌なのに……。
自分がされて嫌なことを、他者(虫)にしてしまった?
まして、“ ハチミツ ”が、嫌いな食べ物だったら、どうしよう。
――― インターネットで調べてみると、
タマムシは「エノキやケヤキの葉」を食べるそうです。(←甘くない)
食欲のない時に、嫌いな食べ物を、無理やり食べさせてしまった?
タマムシは、元気になって飛んで行ったのではなく、逃げて行ったのかな……。
――― 自分が善かれと思ってやっていることが、
必ずしも相手にとって、喜ばしいことではないと反省です。
まず、相手を「よく知ること」が、相手のために「何かできる」第一歩ですね。