Vol.11 社会的距離

今から100年前にスペイン風邪の流行がありました。
感染を抑制するための手段の1つとして、
「社会的距離」を確保する対策を実施した地域があるそうです。
結果は、感染の拡大スピードは緩やかに、
そして、致死率を低く抑えることもできたそうです。

100年も前に、「社会的距離」が必要である、
と何故わかったのでしょうか。
結局、どんなに環境が整備され、技術の進歩があり、
便利になった現代社会においても、
未知のウイルスを抑制するためには、
「社会的距離」を確保することが大切だと言われています。

私たちが、この「社会的距離」を意識して行動し、
感染の拡大スピードが減速してくれば、
きっと、そのうちに治療薬ができるはずです。
少しは、ホッとできそうです。

新型コロナウイルスを通して、
今までの生活では意識しなかったことを、
事あるごとに考えるようになりました。

体調が悪くなったときに、かかる病院があること。
安心して飲める薬があること。
治療方法があるということ。
使い捨てマスクが「使える!」ありがたさ。
「使い捨て」だけど、捨てたくない……
と思ってしまうほど貴重なものになりました。

そして、今のこの状況で、相手を大切に思うということは、
同じ場所で、同じことをして楽しむのではなく、
距離をとるということ。
一緒に遊びに出かけるのではなく、
休息できる時間を作ってもらうこと。
介護の仕事も同じです。
今までの感染予防だけでは、今回は難しそうです。
考え方を柔軟に、あきらめないで考え続けましょう。

100年前のスペイン風邪の流行の教訓が、
今日にも活かされているように、
私たちの行動が、未来の人たちへ、
よき教訓として残せますように。